こんにちは、たまごです。
先日台湾新北市の板橋駅周辺がとても便利だというお話をしましたが、板橋駅って、でっかいオフィスビル{{{ドン!}}}デパート{{{ドン!}}}みたいなイメージがありませんか?確かに板橋駅前だと、西新宿のような高層ビルが連なっているのですが、少し離れると全然雰囲気が違ってきます。
ちょっと足をのばすだけで、身近な自然に触れることができる場所もあるんです!今日は板橋駅からさらに南側に二駅の、亞東醫院駅近くの生態北公園をご紹介します。
ただの公園でしょ?とあなどるなかれ!日本ではあまり見ないタイプの公園で、ちょっとおもしろいんですよ。
都会の喧騒を忘れて、市民の憩い&ふしぎ空間でリフレッシュしてみませんか?
何があるのか
廃墟
公園内に廃墟があるのって日本ではあまりないんじゃないでしょうか?
この公園には二棟の廃墟…というか、工場跡があります。
残念ながら中に入ることは禁止されているのですが、外側から昔の様子の写真の展示が見て取れます。
カメとコイ
公園の中に結構大きい池があって、中にカメとコイがたくさんいます。
橋がかかっているので、橋の上からぼーっと眺めることもできます。
特にカメは人気があって、私もつい見入ってしまいました。
餌やりは禁止ですよ!
四季折々の植物
私が行ったときはユリ科風の白いきれいな花がたくさん咲いていました!
きれいなので、花の名前を知りたくて、他の散歩客と一緒に名前のプレートを探したのですが、見つかりませんでした…。
そばにあった木の説明はあったんですけど、どなたかわかる方がいらしたら教えて下さい…。
季節ごとに異なる植物の様子が楽しめるように設計されているようです。
私と夫は昨年末に板橋區に引っ越してきたばかりですので、今後どんな植物の様子が見られるのか楽しみです。
亞東醫院駅側の様子
公園を出て亞東醫院駅に向かいます。公園を出た後も、公園風の歩道が亞東醫院駅付近までつながるように設計されていて、ふしぎな世界に迷い込んだような気持ちになります。
好きな方はとても気に入ると思いますので、ご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ただの公園じゃない!背景&大事な役割
この公園は台湾の遠東という企業のグループの敷地の一部です。
亞東醫院というMRTの駅の三番出口を出るとすでに公園のようになっています。
この周辺一帯の開発は板橋区の開発プロジェクトの中にも組み込まれていたそうです。
もともと亞東醫院一帯の地域は「湳子」という名前で、ここには遠東の旧工場とゴルフ場があったものを、2003年から2019年にかけて開発し、今の姿になったそうです。
先ほど見た公園の池ですが、単なる池ではなく、雨水を蓄えられるようになっているそうです。池の他にも、ビルの屋上にも緑地があって、毎年このエリアで172,000トンの雨水を貯蓄できるんだそうです。すごいですよね!
外からは見えませんが、建物の地下には大型雨水回収タンクも設置されていて、50トンもの水を蓄えられるとか。大雨が降った時も洪水防止になるそうです。
ご興味のある方、お近くまでいらした際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
アクセス
所在地:新北市板橋區貴興路119巷10號
※新北市図書館本館とスーパーマーケット愛買の隣です。
MRT亞東醫院より徒歩7分 <おすすめ>
MRT府中より徒歩19分
You bike
開園時間:6:00~22:00
※Google マップには24時間とありますが、オフィシャルな開放時間は6:00~22:00となっているようです。
入場料:もちろん無料です!
おわり
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