【要注意!】似てるけどよく見たら違った!日本と台湾の漢字

中国語

こんにちは、エッグです。

台湾に来てしばらく、日本の漢字と同じだと思いこんでいたけど、実は違った、ということがありました(^_^;)

あまりに似ているので、同僚から指摘されるまで全然気づきませんでした。失敗…!

いくつかピックアップしましたので、一緒に見てみましょう!

步 vs 歩

進步 Jìnbù(進捗),步驟 Bùzhòu(ステップ),などでよく使われます。台湾と日本の漢字の違いは、日本のほうが右の丶が多いことですね。

名探偵コナンの同級生のあゆみちゃんも、台湾では「步美」(Bù měi)ちゃんとなっています。

手書きのとき勢いでついつい「歩」と書いてしまわないよう、気をつけましょう(^_^;)

效 vs 効

中国語: 效果 Xiàoguǒ(日本語: 効果)

中国語: 功效 Gōngxiào(日本語: 効能、効き目)

などでよく使われます。

他にも、

中国語: 有效日期 Yǒuxiào rìqí(有効期限/賞味期限)

は、商品パッケージなどでよく見かけますね!

台湾と日本語の漢字の違いは、日本語のほうが右側が「力」になっていることです。

「力」のほうが、気持ちとしてはすごく効果がありそうな感じがしますが、中国語を書くときは気をつけたいですね。

收 vs 収

中国語: 收集 Shōují(日本語: 収集)

中国語: 收到 Shōu dào(受け取りました/了解しました)

などでよく使われますね。

この他にも、收件人 Shōu jiàn rén(日本語: 受取人)などもよく使われますよね!

封筒に宛先を書くときは、よく

「○○先生(あるいは小姐)

と書きます。

盜 vs 盗

台湾と日本の感じの違いは、上左が台湾の漢字は さんずい、日本の漢字は にすいになっていることです。

中国語: 盜用 Dàoyòng  日本語: 盗用

中国語: 盜賊 Dàozéi  日本語: 盗賊

*今回の内容とは全然関係ないですが、マンガ『ワンピース』の中国語訳は『海賊王 Hǎizéiwáng』ですね。

実は台湾でも盗という文字はあって、使われてもいるようなのですが、圧倒的にさんずいの盜が使われていることが多いです。

ちなみに日本語の「盗む」という動詞は中国語では「偷 tou」です。

歷 vs 歴

台湾で就職活動したことのある方は、見覚えがある漢字ですよね!

日本語の履歴書の歴の字は、日本語も中国語も一瞬同じように見えますが、よく見ると中国語の方は中の部分が禾禾となっています。

中国語: 「履歷表」/Lǚlì biǎo/ 日本語: 履歴書

特に、手書きでこの漢字を書くときは、勢いよく「木木」と書いてしまいます…。でもこれは「木木」の上に後でこっそりチョンチョンと「ノノ」と付け加えてごまかせるのがいいです(笑)

おわりに

以上、似ているようで実は違う、台湾と日本の漢字でした。共感していただけたでしょうか?「そんなに似てないよ!」と思った方、ごめんなさい(笑)

他にも紛らわしい漢字はあると思うので、機会があったら随時追加していきたいと思います。今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!

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