こんにちは、たまごです。
前回おもちゃ博物館のご紹介をしましたが、おもちゃ博物館をご紹介しましたが、今回はそのおもちゃ博物館が入っている「板橋435藝文特區」全体のご紹介をしたいと思います。
敷地全体の様子
敷地全体のうち、見どころとしては、建物正面側の庭(写真スポット)・建物の中の各展示会場・建物後ろ側の芝生・おもちゃ博物館・本館建物左側の「溼地故事館」のエリアに分かれます。今回は溼地故事館以外のご紹介となります。
建物正面側の庭(写真スポット)
たまに何かの雑誌で見かける傘がたくさん並んでいるエリアがこちらです。メインの建物に向かって左手のところに当たります。
足元は白い小さめの石ころになっていて、ちょっと砂浜みたいになっています。素足で歩くと細かい白い粉がついてしまいますが、泥になっちゃうよりは洗いやすくて良いです。当日もお子さんがたくさん遊んでいる他に、インスタ用?の写真を撮っている若者がいました。
私も面白い写真を撮りたくて頑張ってみたのですが、なかなか難しかったです。ちょっと遠めから撮るのがコツかもしれません。
メインの建物に向かって右側には噴水があります。日中はまだまだ暑い台湾ですが、みているだけで涼しげです。
建物の中の展示会場
いつも色々なアーティストの作品が期間を変えて展示されているエリアです。位置的には、メインの建物の正門からみて左右に、そして中庭を挟んでさらに後ろ側にも展示会場があります。案内図でいうとA,B,C のエリアです。私が見学したときは、6つの会場で展示が行われていました。※展示会場は冷房入ってます。
展示の情報は板橋435公式ホームページ「園區活動」をご覧ください。
今開催されている展示は9月28日と29日に最終日を迎えるものがほとんどで、10月にはまた新しい企画展が開催されます。
バービー人形の衣装展
コンテンポラリーアートの展示も良かったのですが、「芭比,美寧,憶泰山」という、新北市泰山区の地元の方々〜専門家の方・ボランティアの方々の協力により製作されたバービー人形の衣装がとても可愛くて、こちらに長居してしまいました。
見どころは入ってすぐのところにある客家の衣装と、奥の方にある台湾の原住民の衣装です。他にもウエディングドレスや、中華風の歴史的なドレス、閩南文化の衣装などもありました。同じ系統の衣装もそれぞれデザインが少しずつ違っていて、個性があっておもしろいです。
個人的には客家の衣装が一番好きです。客家の皆さんは働き者で、男女問わずせっせと農業などの仕事にいそしんだんですよね。みんな忙しいから、服や道具にムダがなくて機能的なんです。役に立つ上に美しい、機能美が素晴らしいです。
こちらの板橋435での展示は9月28日までです。もうすぐ終了…写真OKです!
板橋435での展示はもうすぐ終了してしまうのですが、泰山地区にあるドール館では通年色々な衣装をまとったバービー人形の見学ができるそうです。泰山ってお人形OEM産業が盛んなんですね。今度は泰山の展示も見学してみたいと思っています。
建物後ろ側の芝生
建物の後ろの敷地は何にもない芝生になっています。台北市内って土地が狭いので、公園とかもそんなに広々としたところはないんですけど、これはぜいたくですね。
みんな犬のお散歩とか、ピクニックとか、自由に過ごしていて、お客さんの層もファミリーからカップルから様々で、みんなそれぞれに楽しんでいました。
建物の壁画
建物の壁に時々意味ありげな絵が描かれています。この絵と一緒に面白い写真が撮れるかも?
まとめ
板橋からバスに乗るのがちょっと面倒ですが、台北市内では味わえない広々とした開放的な空間と、不思議なアートの世界を楽しめる施設です。台北付近のお散歩スポットを行き尽くしてしまった方や、お子さん連れの方におすすめです。夕暮れ時の傘エリアがとても綺麗でした。これから涼しくなって外で過ごすのもとても気持ちいい季節なので、お近くの方は家族やお友達と出かけてみてはいかがでしょうか。
施設情報
名前: 板橋435藝文特區
所在地: 新北市板橋區中正路435號
MRTブルーラインの「板橋」駅下車 →バス:310、307、810、藍39、橘5、1202、1206に乗り、「板橋国中駅」で下車、徒歩3分。
電話: +886 (0)2-2969-0366 内線: 34
建物開館時間:
月〜金曜日 9:00~17:00
土日祝 9:00~18:00
建物の外のエリア開放時間: 月曜日〜日曜日6:00-22:00
休館日: 毎月第一月曜日、旧正月
入場料: 無料
地図:
▼ちょこっと道案内(入り口がわかりにくいので)
道路に面してるこの門から入る しばらく歩くと左手に鳥のオブジェ 右手に守衛所 この建物がメインの建物。門を入る。
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