袖珍博物館~台北オフィス街のミニチュアドールハウス!癒し&見所満載

ミニチュアドールハウス博物館 人形・パペット・布袋劇

※ちょっとマニアックな観光地※

おすすめ度 (台湾っぽい場所ではないので星4つ)

評価 :4/5。

こんにちは、たまごです。

今日は台北のオフィス街のど真ん中、松江南京にあるミニチュア博物館、「袖珍博物館」のご紹介をしようと思います。たくさんのドールハウスが展示されている博物館です。展示会場自体は広くはなく、地下一階部分ワンフロアだけなのですが、小さな細かい装飾などをじっくり見れば、1時間から2時間くらいは楽しく過ごせる場所です。

別に「台湾ならでは」のものが展示されている博物館ではないのですが、とても精密にできているドールハウスは見ものです!写真だけなら、「実際にあるこういう部屋を見てきた」と言って友達を騙せるくらい精密なミニチュアドールハウスです!

▼細部まで手の込んでいる家具の数々。どれもこれもミニチュアなんです。すごすぎて笑いすら込み上げるレベル

おみやげ屋さんも併設されていて、そこだけ見るのもすごく楽しいです。ミニチュア作品作り用の材料の他に、小さな細工のされたしおりなどのグッズがたくさん販売されています。おみやげ屋さんはチケットなしでも入れます。

実は5年前に行ったことがあるのですが、今回以前と明らかに変わっていた場所を一箇所だけ見つけました。下の方でご紹介しますので、続きをご覧ください…(笑)

展示全体の構成

展示は地下一階にあり、図のような配置になっています。

Travel Plus就醬玩旅行というチャンネルが博物館の中を紹介しているビデオを見つけましたのでご覧ください!

▼Travel Plus就醬玩旅行のYouTubeでの紹介

入ってすぐのところにはバービーや布袋劇の人形そのもの(ドールハウスではない)と、この博物館の顔とも言えるローズハウスの展示があります。

▼布袋劇の人形。台湾っぽいものは ほぼこれくらい。

その奥の方に精密な12分の一のサイズのドールハウスが続きます。途中、不思議の国のアリス、白雪姫などのお話に合わせた作品も展示されています。

全体の中間あたりにガリバー旅行記と恐竜の展示が出現します。そのサイドに小さな小さな小道具の展示があります。

その後の展示は少し大きめのものになり、ヨーロッパのお城や宮殿なども出現します!

ドールハウスそのものの歴史&この施設の紹介

公式ウェブサイトによると、ミニチュアアートの歴史は16世紀のドイツにさかのぼり、その後、他のヨーロッパの地域やアメリカに広まっていったそうです。この博物館ではドールハウスが多く展示されていますが、ここでドールハウスと呼んでいるのは、主に12分の1スケールで正確に図られた、家具が装備されたお部屋の箱のことに当たります。

この施設は、個人のコレクションを公開しているものです。この博物館ではオーナーが欧米出張から持ち帰ったドールハウスをコレクションしているとのこと。

でも中には結構な大きさのものも多いんですよね…。壊れやすいものも多かったと思うのですが、一体どうやって運んだのか…?不思議です…。

博物館の中には建築士がデザインした作品もあれば、主婦が5年かけて制作したというドールハウスもあって、作者の執念を感じます!

▼主婦の方が制作したドールハウス

みどころ

ローズハウス

アメリカの建築士さんが設計したローズハウスです。各部屋の中まで細かくデザインされています。

裏から見ると、各部屋の内装が見られるんです。とても細かくデザインされています。旦那さんのお部屋と奥さんのお部屋は別々なんですねー。さすがお金持ちのお家、うらやましい!(笑)

ティンティンちゃんのお部屋

私が個人的に好きなティンティンちゃんのお部屋です。お部屋だけの展示は、壁の中にお部屋があって、それをガラス越しにのぞくような格好になっています。

このドールハウスの特徴はいろいろあるのですが、中でもすごいのは、ドールハウスの中にさらに3つのドールハウスがあることなんです!!

スゴイ!!これをデザインして製作した方の強いこだわりを感じます!

細かいところは写真では伝わりきらないので、ぜひ実物を見てみていただきたいです!

5年前と違う!世界一小さいテレビが…!!

この博物館、今回約5年ぶりに行ってみたのですが、大部分は変わっていなかったものの、一ヶ所だけ明らかに違っているところが!それは…

ショック!「世界一小さいテレビ」がつかなくなっている(笑)

これは劣化なのでしょうか…。少しでもいい状態を鑑賞するという意味では、早めに行った方がいいのかもしれませんね。でも古くなればなるほど味や貫禄が出る、とも取れるのでしょうか?高温多湿の台湾で、人形やドールハウスの状態を保つのも大変でしょうね。

オリジナリティあふれる恐竜ハウス

展示室全体のちょうど真ん中あたりに恐竜ハウスがあります。

元ネタのストーリーがあるのかどうかわからないのですが、恐竜と人間が共存しているような不思議な世界観です。恐竜に乗っている人と飛んでいる恐竜の表情や動きがとても躍動感があって生き生きしていて、作った人のセンスが感じられます。恐竜が水に入っていく様子なども、今にも動き出しそうです…!!

ずっと見ていたい! かわいいチョコレート屋さん

最後の方の展示に様々な専門店の展示もあります。その中でも私はチョコレート屋さんが好きです。様々な色とりどりのチョコレートがズラーーッと、所狭しと並んでいます。中にもキッチングッズやストーブが置いてあったり、ポスターが貼ってあったり、芸が細かいです。

バッキンガム宮殿

最後の方にバッキンガム宮殿があります。裏からは各部屋の様子をのぞくことができます。中の絵画などもとても綺麗で、とても精密です。

ベルサイユ宮殿 鏡の間

一番最後のところにベルサイユ宮殿の鏡の間があります。鏡の間は中をのぞくことができます。中の様子を撮影するのが難しくて…ぜひ実物を…というかミニチュアを直接その目でご覧ください。壁の装飾や天井の壁画まで作り込まれています。

おみやげ屋さんもスゴイ!

博物館の展示はここまでなのですが、その先にあるおみやげ屋さんもすごいです。どうすごいかというと、様々なミニチュアグッズが販売されていて、自分でもミニチュアドールハウスを作る材料を揃えることができちゃうんです!

お皿や食べ物、ミニチュアの本まで売っています。店員さんによると、洋書の豆本は実際に読むことができるそうです。こういうサプライズな本なら何かのプレゼントにもいいかも…。他にもクリスマス小物などもあって、季節ごとにかわいらしいミニチュア装飾が作れそうです。

このおみやげ屋さんはチケットなしでも入ることができるので、ここでお買い物だけされるのもすごくおすすめです!

おわりに

今回は約5年ぶりの再訪でしたが、初めて訪れた時と変わらずとても楽しくて、小道具などの細かい精密な作りを見ていると本当に癒されました!普段じっくりぼーっと何かを見つめることがないので、ちょっとした気分転換や息抜きにもなりますね!

個人のコレクションということもあってか、入場料が大人一人200元と、台湾にしてはお高めなのですが、今回はKLOOKのバウチャーを使って行きました。当日でも支払いのあとすぐにバウチャー付きのメールが送られてくるので、行ける時にすぐに申し込めて便利です。今回は一人200元が158元になりました。入場の時は、バウチャーのQRコードを読み取ってもらうだけなので、現金のやりとりもしなくて済むのでいいですね。

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平日の場合は、公式ウェブサイトで二人分チケットが半額(二人一緒に見学で一人無料)になるようです。他にも、4人以上・10人以上でのお得な入場券などは公式ウェブサイトの方が充実しています(2021.01現在)。平日お休みの方や、休日でも団体さんの場合は公式ウェブサイトの方がおすすめです!いろいろ見比べてみてください。

▼公式ウェブサイトのチケット販売ページ

袖珍博物館-線上售票網站
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チケットは渡されませんでしたが、その代わりに手の甲にスタンプを押されました。

アクセス

博物館名:袖珍博物館(ショウゼン ボーウーグァン)

所在地:B1, No. 96號, Section 1, Jianguo North Road, Zhongshan District, Taipei City, 10489

電話:+886 (0)2 2515 0583

開館時間:火曜日から日曜日までの 10:00~18:00

日曜休館。旧正月の大晦日と、旧正月1週間前の「小年夜」は休館。

入館料:

・大人 200元

・13〜18歳 160元

・6〜12歳未満 120元

・65歳以上or障がい者 100元

・障がいのあるお子さん 60元 (2021年1月現在)

URL:http://www.mmot.com.tw

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